番外編
纏向大溝は自然の川を利用したのか、それとも掘削された運河だったのか、いずれにしても矢板などで護岸工事が施された立派な水路だった。北溝は大和川につながり、南溝は箸墓古墳まで延びていたと考えられている。大和三山に対する藤原宮のように3つの古墳…
箸墓古墳の前方部正面で拝礼したあとは来た道を戻らずに田んぼの畦を通り、自転車を担ぎ上げて45度の傾斜を3メートルほど上って古墳北側の池に出た。この場所は箸墓古墳が紹介されるときによく使われるお決まりの場所だ。例に漏れず、ここで記念撮影をして、…
ホケノ山古墳をあとにして次は箸墓古墳に向かった。途中、というかホケノ山古墳のすぐ近くに国津神社というのがあり、なんだか由緒ありそうな名前だったので立ち寄ったが残念ながらさびれた神社で、後日に詳しく調べることもなく今日に至っている。この神社…
茅原大墓古墳のあとは今回の目的の一つであったホケノ山古墳から箸墓古墳へ。今回の実地踏査、実はSさんが先に下見をしてくれていたのだが、ホケノ山も箸墓も場所がわかっているSさんは自転車をすっ飛ばして前を行く。遅れて走る私は「檜原神社」を案内する…
駅前でレンタサイクルを借りた私たちがまず始めに向かったのが大神神社だ。纏向に来てこの神社とそのご神体である三輪山を外す訳にはいかない。大神神社を参拝した後、少し北寄りにある大神神社の摂社である狭井神社で三輪山登拝の受付を済ませ、「三輪山参…
その日は快晴で初夏の陽射しがまぶしい休日だった。2013年6月16日、土曜日の朝9時、仲間2人との待ち合わせ場所である近鉄線の桜井駅に降りたった。この日は3人で纏向遺跡を訪ねることにしていた。 私は某企業に勤めるビジネスマン、Oさんは私が勤務する会社…