2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧
中山茶臼古墳の次の目的地は岡山県総合グラウンドにある津島遺跡。この遺跡は1968年(昭和43年)の発掘調査において全国で初めて弥生時代前期の集落と水田が隣接して発見された著名な遺跡です。その後、2005年(平成17年)の「晴れの国おかやま国体」の開催…
古代吉備文化財センターの見学を終え、徒歩で数分のところにある中山茶臼山古墳に向かいました。古墳時代前期(4世紀)に築かれたと推定される全長105mの前方後円墳で「吉備津彦命」の墓に治定され、現在は宮内庁が管理しています。そのため例によって考古学…
吉備津神社を出た車は吉備の中山を登っていき、5分ほどで岡山県立古代吉備文化財センターに到着です。岡山県内の埋蔵文化財の保護・保存を図るための拠点施設で、発掘調査をはじめ、出土品等の収蔵管理や活用に取り組んでいます。小さな展示室には岡山県内の…
吉備津彦神社の次は吉備の中山の北西麓にある吉備津神社へ。備中国一之宮で祭神は吉備津彦神社と同じ大吉備津彦命です。吉備津彦神社の記事にも書いた通り、吉備国が備前、備中、備後に分かれる前はこの吉備津神社が吉備国総鎮守であったので、こちらが大吉…
吉備国実地踏査もいよいよ2日目です。前夜に3時まで遊んでしまったことを受けてこの日は少し遅い9時出発としました。最初の目的地は吉備の中山の北東麓にある吉備津彦神社です。吉備の中山は古来、神体山として信仰されていて北西麓にはこのあと行く吉備津神…
宮山墳墓群の踏査を終え、この日の最終目的地である鬼ノ城へ向かいました。しばらく走るとゆるい坂道に入り、そこから細い一本道を結構走って山に登って行きました。対向車に気を遣いながら走らないと少し危ない道です。百射山神社から20数分で到着、時刻は1…
作山古墳から次の目的地である宮山墳墓群に向かいました。事前の調査ですぐ近くの百射山(ももいやま)神社の駐車場に停めればいいことがわかっていたので、ナビをセットして出発。まもなく到着という所で右折と左折で細い道に入り込んでしまいバックもUター…
こうもり塚古墳から西へ2キロ、車で5分ほどで作山古墳へ到着。独立した丘陵を加工して築造された三段築成の前方後円墳で、全長282mは県下第2位、全国では第10位の規模。5世紀中頃の築造と推定されています。造山古墳同様に国の史跡に指定されているため…
千足古墳を出て次のこうもり塚古墳に向かう途中、県道270号線沿いにある「らーめん夢民」というお店でランチをとりました。シンプルな醤油ラーメンでおいしかったです。そして、こうもり塚古墳はもう目と鼻の先。 このあたりは「吉備路風土記の丘県立自然公…
麗澤大学の生涯学習講座「日本の神社、日本の神々」を受講してきました。担当の岩澤先生は昨年のセカンドアカデミー(株)主催の公開講座「Japanリベラルアーツ入門~神話と芸能~」以来となります。全5回の講座で参加可能なのが2回しかないのは残念なので…
鯉喰神社から造山古墳まで車で5分。その間にいよいよ雨が強くなってきました。雨が強いとは言っても、傘を持たない佐々木さんや私が濡れる覚悟ができるほどだったので土砂降りというわけではありません。 駐車場に車を停めた岡田さんは「ちょっと待ってくれ…
楯築遺跡を見学しているあたりから雲行きは怪しく雨粒がパラパラと落ち始めました。次の鯉喰(こいくい)神社までは北西へ車で5分ほどですが、ちょうど到着した頃に雨足が少し強まってきました。この日の天気予報は曇りで翌日は晴れだったので傘は持ってこ…
県立博物館の次はいきなりのメインイベント、王墓の丘史跡公園にある楯築遺跡です。弥生時代後期(2世紀後半~3世紀前半)の墳丘墓で、その大きさ、形、埋葬施設などなど、どれをとっても特徴的な弥生の墳丘墓です。ここだけは絶対に見ておきたい、と力説す…
5月31日、JR岡山駅での集合時刻は9時でしたが、東京でJRのトラブルに遭った佐々木さんは約30分遅れで到着。3人揃ったところで西口にあるバジェットレンタカーに歩いて向かいました。途中、数名の男性グループが後ろを歩いていることに気がつき、おそらく同じ…
2019年5月31日・6月1日、古代史仲間である岡田清之さん、佐々木偉彰さんとともに「吉備国の成り立ちを検証する」というテーマで、岡山県へ1泊2日の実地踏査ツアーに行ってきました。おふたりとの関係やこれまでの取り組みについては当ブログをはじめ、いくつ…